ー パロディ百人一首 ー (20番)わびぬれば今はた同じ難波なる みをつくしても逢はむとぞ思ふ 思い悩んで今また同じ難波にある澪標ではないが、身を尽くしてでもあなたに逢おうと思っている。 (「不倫の密会・その一」の続き) A子さんの切実な感情の吐露に対して、B氏は応えます。 B氏「A子さん、そのネックレス、とってもよく似合っているよ。でも『死にたい』なんて、何をバカなことをいっているんだ。ボクもこうしてキミと逢っている時間がいちばん幸せなんだ。 でもね、実はこうやってキミとあまりにしょっちゅう逢っているうちに、女房に怪しまれ、ついにこの前、キミとの密会の場を探偵に隠し撮りされてしまったんだ。知ってのとおり、女房の父親はうちの会社の社長だろ、ハハハ(もう身の破滅だ)。 女房に浮気の証拠写真をつきつけられたときはどうしたらいいか、正直うろたえたけれど、もうこうなったら開き直ることにしたよ。落ちるところまで落ちてやる。キミが命がけでこの恋にかけるつもりなら、ボクも自分の身を尽くしても、これからもキミに逢い続けていくつもりだ。いうなれば、ボクらは運命共同体ってわけだ。ハハハ。さあ乾杯しよう!」 A子「・・・・・・・」 0件のコメント コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です 名前* <必須> (Name* <mandatory>) メール <任意> (E-mail <option>) サイト <任意> (Website <option>) ご意見、ご感想をお願いします。(Your opinions or comments.) Δ
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