「百人一首」に「山小屋のひとり寝」と「失意のひとり寝」を追加

「パロディ百人一首」に以下の2つのストーリーを追加しました。

  • 山小屋のひとり寝
    柿本人麻呂の「あしびきの山鳥の尾のしだり尾の 長々し夜をひとりかも寝む」のストーリーです。当時の人の「ひとり寝」のつらさを、現代人の山小屋でのひとり寝との比較で独断的に推測します。
  • 失意のひとり寝
    後京極摂政前太政大臣の「きりぎりす鳴くや霜夜のさむしろに 衣かたしきひとりかも寝む」のストーリーです。失恋した男性がひとり寝の際にかつての恋人の痕跡を見つめながら、狂おしい夜を過ごします。
    このストーリーは、「パロディ百人一首」のメインページで書籍版サンプルとして提供されています。
投稿者:Akashi-Ryo 投稿日時:

「百人一首」に「閑居への秋の訪れ」と「ライオンの想い」を追加

「パロディ百人一首」に次の2つのストーリーを追加しました。

  • 閑居への秋の訪れ
    恵慶法師の「八重葎しげれる宿のさびしきに 人こそ見えね秋は来にけり」のストーリーです。定年後、突然妻を亡くした男性の庭先で寂しさに沈んでいます。小説『八重葎』はこのストーリーをモチーフにしたものです。
  • ライオンの想い
    権中納言敦忠の「逢ひ見てののちの心にくらぶれば 昔はものを思はざりけり」のストーリーです。壮絶なメスライオン獲得闘争を制したオスライオンが想いにふけります。
投稿者:Akashi-Ryo 投稿日時:

「百人一首」に「孤高の友」と「古き時代のアスリート」を追加

「パロディ百人一首」に以下の2つのストーリーを追加しました。

  • 孤高の友
    前大僧正行尊の「もろともにあはれと思え山桜 花より外に知る人もなし」のストーリーです。孤高のニホンカモシカが山中で物思いに耽っています。
  • 古き時代のアスリート
    順徳院の「百敷や古き軒端のしのぶにも なほあまりある昔なりけり」のストーリーです。古代オリンピックの円盤投げ選手が石畳の隙間に生えているタンポポを眺めている光景です。
投稿者:Akashi-Ryo 投稿日時: